2025/05/15
15日の市場は日経平均が続落。終値は前日比372円安の3万7755円で3日ぶりに3万8000円の大台を割り込んだ。前日の米国株はハイテク株が続伸したものの、為替が円高に振れたことが嫌気されて目先筋の利食い売りが優勢となった。月初の米韓貿易交渉の中で為替問題が出たことが本日判明し、今後の日本との交渉でも為替問題が持ち出される懸念が浮上したようだ。国内では3月決算発表が一巡し材料不在となっていることも様子見要因となっている。昨日の米国市場は相場の過熱感を解消するような動きが続きダウ平均は小幅続落した。米中が追加関税の大幅引き下げを発表する12日まで米国株は大きく上げて3月下旬以来の高値となっていた。まだ他国との関税交渉を多く残していることもあってここはいったんの利食い売りが出ても仕方のないところ。ただ、それでも押し幅は小さく投資家がリスクを取る動きに戻ったことは間違いなさそう。ハイテク株には引き続き買いが入りナスダック指数は6連騰を記録している。
さて、東京市場は直近1カ月間に上げ続けた反動もあって本日は利食い優勢の1日となった。日経平均は3万8000円台まで駆け上がり一時的な達成感も出ているようだ。一方、買い遅れた向きの押し目買い意欲も強く下値は限定的となるだろう。一時ほどトランプ砲が強くなくなっていることも同氏のある種の限界が知れたようで大きな波乱要因とはならなくなってきている。