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2025/06/03

 3日の市場は日経平均が3日続落。終値は前日比23円安の3万7446円だった。前日の米株高を受け買い先行のスタート。米中貿易摩擦の過度な懸念が後退し買い戻す動きが強まった。また、米政権が貿易相手国に対し明日までに最善の提案を出すよう求めていると報じられたことも交渉加速を連想させ期待感を持たせていた。一方、買い一巡後は新規の材料不足で伸び悩み。今晩の米FRB議長の講演を前に手がけにくさがあるようで、終盤にはマイナス圏へと押し込まれてしまった。

 昨日の米国市場はハイテク株が買われてダウ平均は小幅ながらも3日続伸した。この日は米大統領報道官が週内にもトランプ大統領と中国習主席が電話会談すると発言したことや、一部の中国製品に対する関税停止期間の延長が示唆されたことが最終的にプラスに働いた。一時はトランプ政権の貿易政策に対する不透明感から400ドル近く下落する場面もあったが、結局は無難な関税に落ち着くとの見方が勝り各指数ともプラスで取引を終えている。

 さて、東京市場は米ハイテク株高で買いが先行するも勢いに欠ける展開。日米貿易協議の具体的な内容が一向に伝わらず消化難の状態が続いている。チャート面では上値を200日移動平均線(3万7832円)が遮る一方、下値は25日移動平均線(3万7292円)にしっかりとサポートされており、短期的には狭いレンジに挟まれ身動きの取りにくい状態に置かれている。