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2025/06/27

 27日の市場は日経平均が大幅に4日続伸。終値は前日比566円高の4万150円で、1月7日の終値ベースの年初来高値を一気に更新してきた。前日の米国市場でナスダック指数が高値を更新した流れを引継ぎ300円近い上げでスタート。その後4万円台に乗せても勢いは弱まらず1月7日の年初来ザラバ高値(4万288円)に迫る強調展開となった。世界全体でも株式市場が上昇基調を強めており、トランプ関税不況は杞憂に終わった可能性が出てきている。

 昨日の米国市場は中東情勢の懸念後退でダウ平均は反発した。一時イスラエルとイランの停戦維持が危ぶまれたが、トランプ大統領の強い影響力もあって今のところ停戦は維持されている。市場はこれを好感して徐々にリスクを取る姿勢を強めているようだ。原油相場も落ち着き市場のインフレ懸念も落ち着いている。FRBが年内に利下げへ移行できるのではという期待も出てきたようだ。ハイテク株への物色も続きナスダック指数は4連騰。2万ポイントの大台へ乗せている。

 さて、東京市場は連日で賑わう状況となり日経平均はいとも簡単に4万円台を回復させている。トランプ関税が足を引っ張るより、引き続き安定している日米や世界の景気、そして好調な半導体景気がそれを埋め合わせ、余りまであったようだ。チャート面ではレンジ上放れで真空地帯を走るかのようにスルスルと水準訂正。次は昨年7月11日の高値(4万2426円)まで目立った抵抗帯は見当たらない。