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2025/07/02

 2日の市場は日経平均が続落。終値は前日比223円安の3万9762円だった。昨日は米国でハイテク株が売られたことから日経平均も序盤に一時500円を超える下げで反応した。トランプ大統領が日本に対し30〜35%の関税をかける可能性を示したことも影響したようだ。売り一巡後は真偽を確かめるためもみ合いとなったが、最低25%の関税をのまざるを得ない状況にはなった感がある。それでも市場の反応は落ち着いており後半は下げ幅を大きく縮小して取引を終えている。

 昨日の米国市場は出遅れセクターに買いが入りダウ平均は4日続伸した。この日はトランプ減税延長に関する法案が上院で可決。成立までに関門は残るが確実に一歩前進したことで全体に安心感を与えることとなった。雇用関連指標も経済の好調さを裏付ける結果となり死角が見当たらない状態だ。一方、最高値更新で過熱感の意識されるナスダック指数は7日ぶりに反落。トランプ大統領がマスク氏関連企業への補助金打ち切りを示唆したことが多少は影響した模様。

 さて、東京市場は昨日に続いて目先の過熱感を冷ます動きとなっているが、トランプ関税に関して日本にあまり譲歩がないことが分かり、今後の上値を重くさせる可能性として意識されている。日本には対抗カードがあまりないため市場も現実的なラインとしてある程度の高関税を前提に考えて行くことになりそうだ。それでも直近で5連騰した分の半分も押しておらず基調そのものは安定的といえよう。