2025/07/08
8日の市場は日経平均が反発。終値は前日比101円高の3万9688円だった。トランプ大統領が日本へ25%の関税をかけると表明したことを市場がどう受け止めるかと思われたが、意外にも序盤の下げは限定的で、むしろ前場中ごろには200円を超える上げ幅を示現するなど反応は落ち着いていた。先週に関税30%の脅しもあっただけに悪いなりに想定内で済んだの受け止め方もあるようだ。また、関税を課す期限が8月1日である点も改善の余地を期待させている模様。昨日の米国市場はトランプ関税を嫌気してダウ平均は反落した。この日トランプ大統領が日本と韓国に25%の関税をかけるとSNSで発表したことが直接の売り材料となった。他国にもそれ以上に関税を課す見通しであり、米景気や世界景気を冷やすとの懸念が浮上した。もともとナスダック指数やS&P500種指数は直近で過去最高値を更新していただけに、目先筋にとって利食い売りのきかっけにもなったようである。中長期筋の本質的な売りは出ていない模様だ。
さて、東京市場は米株安ながらも円安という目先の外部環境に対してポジティブな反応を示す一方、トランプ関税25%に関しては長い目で見てやはり影響は避けられないと少し重苦しい雰囲気を感じさせている。25%程度の関税は4月に一度織り込んでおり理想売りは終わっている。今後は現状の25%からベトナム並みの20%程度まで縮小できるかが最後の詰めとなってこよう。