2025/07/11
11日の市場は日経平均が続落。終値は前日比76円安の3万9569円だった。前日の米株高を受けて序盤は買いが先行。日経平均は300円を超える上げ幅で4万円まであと40円強というところまで迫っていた。しかし、4万円という心理的なカベは意外に厚く買い一巡後はあっという間に前日終値前後まで下落。先物中心の売買でに不安定な面を見せている。一方、トピックスは一貫してプラスを維持し物色範囲が薄く広い様子を示唆。全体としては安定した相場となっている。昨日の米国市場は好調な経済指標の発表を受けてダウ平均は続伸した。この日発表した週間の新規失業保険申請件数が事前予想を下回り、前週末の雇用統計に続き労働市場が堅調に推移していることを裏付けた。また、デルタ航空の決算が予想を上回ったことも米景気の安定性を連想させ、ここまで出遅れ気味だった消費関連株などにも買いが波及した。引き続きハイテク株にも買いが入りナスダック指数は連日で過去最高値を更新している。
さて、東京市場は米国株ほどの勢いはないものの全体として安定した動きを続けている。米国ではナスダックに続きS&P500種指数も最高値を更新しており日本株も売られる状態にはまずない。ここまでの上場企業の収益もじわりと増加傾向にあり、日経平均の予想PERは4万円に近い株価水準ながら15倍台の半ばで安定している。押し目買い有利の夏相場といえそうだ。