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2025/07/28

 週明けの市場は日経平均が続落。終値は前週末比457円安の4万998円だった。前週末の米国株は堅調だったが日本株は最近の上げが急だったせいで本日も利食い先行の展開。トランプ大統領がEUとの貿易交渉において関税率15%で合意に達したと発表したが、先週中に概ね織り込んでいたようでプラスに反応することはほぼなかった。今週は日米の金融政策決定会合や米雇用統計の発表など重要イベントが多く控えている。買い方もやや慎重にならざるを得ない週となりそうだ。

 前週末の米国市場は関税政策の緩和期待からダウ平均は反発した。日米の貿易交渉決着に続きEUや韓国とも交渉が進展する可能性が指摘され買いが広がった。相互関税が15%で決着する国・地域が増えそうで世界的な景気懸念が明確に後退しつつある。近いうちに米中が関税を巡って協議することも材料となっていた。また、足元の米経済指標が数々の関税攻撃にもかかわらず堅調であることも投資家を強気にさせている。ナスダック指数は連日で最高値を更新中。

 さて、東京市場は本日も急激な上昇に対する調整を続ける1日となった。日米関税合意は今の強気トレンド形成の原動力となっているが、一方で国内政局の不透明感は依然強く様子見気分に傾けさせている。誰が首相になっても日本の閉塞感を打破できる感じはなく国内政治にシラケムードが強く漂っている。足元で進む4−6月決算発表も特に買い材料となるものはなく手がかり不足の状態となっている。