2025/07/29
29日の市場は日経平均が3日続落。終値は前日比323円安の4万674円だった。引き続き前週に大きく上げた反動から利食い先行のスタート。米国株はハイテク株が堅調だったものの日本市場には響かず、日経平均が4万円に乗せた短期的な達成感の方が勝っている状態だ。国内では政局が市場の重しになっている面があるものの、こちらは時間とともに「首相は誰がなっても同じ」といった具合に慣れてくるものと思われる。押し目買い有利な流れは夏相場も続きそうだ。昨日の米国市場は目先的な高値警戒感から小口の利食い売りが勝りダウ平均は反落した。米とEUが関税交渉で合意したと伝わったがそれは事前に織り込んでいたようでこの日は材料とならず。材料不在に映ったこの日は目先筋の利益確定売りがダウ平均では優勢となった。一方、ナスダック指数やS&P500種指数は連日で最高値を更新していたが、地合いの強さは相変わらずでこの日も最高値をともに更新。米国株の強さは依然としてゆるぎない。
さて、東京市場は日経平均が3日続落するなど先週の勢いが案外早めに失われている様子がうかがえる。実需ベースで4万1000円以上を買ってくる向きが少ないようで、チャートのセオリーで行くとまずは10日移動平均線(4万496円)のサポートを得ての反転という流れとなりそうだ。主力企業の4−6月決算はまだ慎重でこちらも今はあまり期待できない状況にある。