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2025/09/11

 11日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比534円高の4万4372円で連日の最高値更新となった。前日の米国市場でハイテク株が強かったことから同セクターへの感応度の良い日経平均が上昇。本日は4万4000円台に乗せた後も躊躇なく買い上げられおとといのザラバ高値もあっさりと更新した。ソフトバンク、アドテストなど指数寄与度の高い銘柄の上げが際立っており、トピックスなど他の主要指数の上昇率は1/5にとどまるなどバランスを欠いた相場となっている。

 昨日の米国市場は消費者物価指数の発表を前に様子見気分が広がりダウ平均は3日ぶりに反落した。投資家が注目する8月の消費者物価指数発表(11日)を前に手じまい売りが優勢となった。指数が上ブレする要素は少ないが、ここ次第で来週のFOMCによる利下げに響くことが予想され、ひとまず利食っておこうとの雰囲気が強まった。一方、ハイテク株人気は根強くナスダック指数は小幅ながらも3日続伸し、連日で最高値を更新する強さを見せている。

 さて、東京市場は米国同様にハイテク株偏重の相場となっており指数では日経平均独り勝ちの状態となった。4万4000円台に乗せたことでPERは18倍へと上昇。やや割高感の出る水準だが、歴史的ともいえる需給の良さと世界的な株式の先高観があって腰が折れるような状態にはない。企業業績の追いつきを待ちながらの安定上昇基調が続きそうだ。