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2025/10/17

 17日の市場は日経平均が3日ぶりに大幅反落。終値は前日比695円安の4万7582円だった。昨日の米地銀の信用不安問題をきっかけとする米株安の流れを受けてマイナスのスタート。1ドル=150円台に入った円高も売り要因として働いている。日経平均は直近2日間で1400円あまり上昇していたことで反動売りも出やすくなっていたようだ。一方、自民党と維新の会の連立政権樹立に向けた協議に期待感があり、一定の下げ幅の範囲でもみ合う展開にもなっている。

 昨日の米国市場は地銀株の下落が影響してダウ平均は続落した。不正融資の疑いから地銀2社が急落。信用リスクが意識され他の地銀株にも売りが波及し、結果金融株全体が売られる展開となった。米中高官がそれぞれ貿易問題に関して敵対的な発言をするなどこちらのリスクも重荷となったようである。連邦政府機関の一部閉鎖も続いている。こうした状況から高値圏にある株式は目先筋の売りを浴びやすくなっている。一方、一部半導体株は買われ強気の流れは保たれている様子だ。

 さて、東京市場は米株安や円高が響き日経平均は反落の1日に。来週の首班指名選挙に向けた与野党の駆け引きも続き手掛けにくくなっている。基本的には誰が首相になっても財政出動を行う方向で景気や株価にはプラスだが、それで日本が変わるということはなく材料としては一時的だろう。チャート面で日経平均は依然として25日移動平均線の上にありトレンドは保たれていると判断していい。