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2025/10/31

 10月最後の取引となる本日の市場は日経平均が大幅に3日続伸。終値は前日比1085円高の5万2411円で3日連続の最高値更新となった。前日の米市場取引終了後に発表したアップル、アマゾンの決算が良好で時間外取引で上昇。これに反応して日経平均も大きく買われる展開となった。東エレク、アドテスト、SBG、ファーストリの値ガサ株四天王が日経平均をさらにけん引(4社で640円高)。連休直前にもかかわらず一気に5万2000円台へ乗せて取引を終えている。

 昨日の米国市場は主力ハイテク株に売りが出てダウ平均は続落した。四半期決算を発表したマイクロソフトやメタが好収益ながらも設備投資を大きく増やすという方針が嫌気されてともに下落。巨額の投資負担をいったん重荷として織り込む結果となった。テスラはマスク氏の巨額報酬案の採決を前に売られハイテク株全般の足を引っ張った。ハイテク株にあまり影響されないダウ平均の下げは100ドル程度(0.2%)だったが、ナスダック指数は1.6%ほど下げている。

 さて、東京市場は米株安など意に介さず日経平均がまたも1000円超の上げを演じた。今週だけで4ケタの上げ幅を3度も記録。10月相場は月間でも7500円近い上げ幅を記録するなど異様な展開となっている。本日は日銀総裁が来春まで利上げを見送る可能性を示唆したことも材料に。円安、金利低下、AIバブル、財政出動と株式市場はまさにこの世の春を謳歌しているかのようだ。