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2025/11/11

 11日の市場は日経平均が小反落。終値は前日比68円安の5万842円だった。前日の米ハイテク株高を受けて取引序盤は600円高と大きく買い進まれたが、買い一巡となった10時以降は徐々にダレてしまい上げ幅縮小へ。5万1000円を超えてくると割高感を意識した向きの売り物が目先的には強まるようである。一方、トピックスは小幅ながらも続伸しており内容的にはそう悪くない。買われ過ぎていた半導体関連以外は堅調に推移する流れにある。

 昨日の米国市場は政府機関の閉鎖解除が進展しそうな流れを好感してダウ平均は続伸した。米連邦議会上院が9日につなぎ予算を可決することがほぼ決まり、上院でも同案が可決される見通しとなった。政府機関の閉鎖は過去最長となっており経済への影響が広がっていた。そのため可決されることは足かせが取れることになり即株高につながるものとなる。また、この日はエヌビディアが大幅高となりナスダック指数も半年ぶりの上昇率で完全にアク抜け状態となっている。

 さて、東京市場は米政府機関閉鎖というマイナス点がひとつ消えてきたことで序盤は大きく買われたが、折からの過熱感や割高感が残っていることで徐々に売りに押されてしまった。米政府機関再開となるとこれまで延期されていた統計の発表が再開され、場合によってはネガティブに働くことへの懸念もあったようだ。もっとも、現状では過熱感を冷ますための微調整といえ、年末高をが期待できる状況に変わりはない。