2025/11/20
20日の市場は日経平均が5日ぶりに大幅反発。終値は前日比1286円高の4万9823円だった。前日の米国株が下げ止まったことや、米引け後に発表されたエヌビディアの決算が事前予想を大きく超えるものだったことから大きく買いが入ってきた。日経平均は開始30分で2000円を超える上げ幅を示現し5万円台を一時回復。買い一巡後は国内長期金利の上昇が少し警戒されて上げ幅を縮めたが、今日の反発でAIの先行き懸念も薄れまずは下値確認ができた格好だ。昨日の米国市場は値頃感が働きダウ平均は5日ぶりに小反発した。ダウ平均は直近4日間で2150ドルも下落しており、この日は材料不在のなかさすがに買い戻しが優勢となった。注目のエヌビディアの決算を直前に控え上値を買う動きは限られたが、目先的な底打ち感は徐々に出始めている。一方、米政府機関の閉鎖の影響で雇用統計の発表が9〜10日のFOMC後となったことが市場の利下げ期待を一段と後退させており、戻りを目先は限定される可能性がある。
さて、東京市場はエヌビディアさまさまの相場となり最近のAI株割高論をある程度吹き飛ばす展開となっている。ただ、日本のAI株のひとつの象徴的な銘柄となっているSBG株が少し伸び悩んでいる点が気がかりで、国内の長期金利上昇が響いている可能性も指摘されている。チャート面ではひとまず25日移動平均線(5万84円)に達したので今日のところはそこで上げ止まっているようだ。