トップページへ戻る

バックナンバー

2026/01/13

 連休明けの市場は日経平均が大幅続伸。終値は前週末比1609円高の5万3549円で4日ぶりに最高値を大きく更新した。連休中の米国株が堅調だったことや1ドル=159円に迫る円安を受けて大幅に買いが先行。何より予想だにしなかった高市首相による衆院解散総選挙の可能性が取りざたされたことで、期待先行ながら高市トレードが一気に爆発する強烈な展開となった。中国問題もトランプ・イラン問題も関係なく日経平均は青天井相場を描いている。

 昨日の米国市場は薄く広く買いが入りダウ平均は3日続伸。連日で最高値を更新した。この日は半導体など一部ハイテク株が買われ指数をけん引した。FRBのパウエル議長が司法省により刑事訴追されたことが懸念され、市場は政治的弾圧として一時500ドルほど下げはしたものの、ベッセント財務長官のフォロー的コメントによって売り一巡後は回復していった。ドル相場も安定しておりFRBの信任が揺るぐことはなかったようだ。

 さて、東京市場は突如とした高市首相の「通常国会冒頭解散」検討報道を受けて、サナエノミクス推進期待相場へと再躍進した。通常国会召集は23日なので投開票日は2月8日予定。1カ月弱の国会休止より多数による政権運営にかけたわけだが市場はすでに高市勝利を見込んで動いている。ネックは自民の人気が戻っていないことだが単独過半数は見込め、安定政権誕生への期待も株高に反映されている。