2026/01/21
21日の市場は日経平均が5日続落。終値は前日比216円安の5万2774円だった。前日の米国株が大きく下げたことを受けて開始早々に800円近い下げを見せた。ただ、直近4日間で1300円ほど下げていたことを含めると本日の安値は2000円を超える下げとなり、値頃感から売り一巡後は徐々に買いが優勢となっていった。とはいえ、当初ほど高市政権が有利な選挙でなくなったこととトランプ大統領の乱によって、今月上旬のような積極的な買いは入らなくなっている。昨日の米国市場は米国と欧州の対立が深まることが懸念されてダウ平均は大幅続落した。900ドルに迫る下げ幅は昨年10月以来の規模。トランプ大統領がグリーンランドの取得に反対する欧州8カ国に関税をかけると発言したことが直接の売り材料となった。欧州も報復関税を検討しており事態は泥沼化する可能性も。また、日本経由で長期国債の利回りが米国でも5カ月ぶり水準まで上昇。これも嫌気売りを誘った面があるようだ。
さて、東京市場は日経平均が下げながらも日足陽線を示現するなど下げ止まりの兆しが出てきている。日経平均もトピックスも25日移動平均線の上方にあり、まだその距離も十分に残すなど余裕のある状態だ。今年はトランプ大統領の動きが活発で一段と予測不能の事態が起きる可能性が高そうだが、投資家の多くはそれで強気トレンドが崩れるとまでは見ていないようである。