トップページへ戻る

バックナンバー

2021/12/24

 24日の市場は日経平均が4日ぶりに小反落。終値は前日比15円安の2万8782円だった。前日の米国株が上昇したことで小幅高のスタートとなったが、連騰している週末とあって、買い一巡後は前日終値近辺で完全に膠着してしまった。終盤には東京でもオミクロン株の市中感染が伝わり小幅なマイナス圏へと下落。日経平均の1日の値幅はわずか100円弱という狭さで、東証1部の出来高7.4億株は本年最低を記録するなど開店休業も極まった1日だった。

 昨日の米国市場は新型コロナの変異株オミクロンの重症化リスクが低いとの調査報告を受けてダウ平均は3日続伸した。英国や南アフリカからの調査報告で、オミクロン株の重症化率がデルタ株に比べて低いことが示された。米当局が新たにメルクの治療薬を緊急承認したことも後押し材料に。厳しい行動制限が回避されるとの思惑で景気敏感株が総じて上昇。S&P500種指数は約2週間ぶりに過去最高値を更新している。

 さて、東京市場は朝方に米株高への反応を小さく示した後は無気力に時間を費やす膠着相場へ。政府が過去最大となる2022年度予算を閣議決定したがこれにも反応する様子は見られなかった。上値の200日線(2万8830円)や2万9000円という心理的なカベを前に動きが取れなくなっている。今晩の米国市場がクリスマス休場とあってより手がけにくい1日となってしまった。来週も年末接近でより窮屈な1週間となりそうだ。