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2022/06/06

 6日の市場は日経平均が続伸。終値は前週末比154円高の2万7915円で、3月30日以来の高値で取引を終えた。前週末の米株安を受けて寄り付きは200円を超える下げでスタートしたが、売り物はそれ以上続かず、日経平均は押し目買いなどで10時半過ぎにはプラス圏へと浮上。その後も1ドル=130円台に入っている円安や、時間外取引の米株先物高や中国株高に支援されて着々と水準を切り上げて行った。「GoToトラベル」再開案も後押し材料となっている。

 前週末の米国市場は金融引き締めとインフレを警戒してダウ平均は大幅反落した。朝方に発表された5月の雇用統計が事前予想より強めの雇用者増となったため、かえって当局による積極的な金融引き締めへの警戒が広がった。また、原油先物(WTI)が1バレル=120ドル台と3カ月ぶり高値に急伸したことも、経済を停滞させるネガティブ要因として働いてしまった。金利上昇に弱いナスダック指数が主要指数の中で一番の下落率(2.5%)を演じている。

 さて、東京市場は朝安の後に早々と切り返してきたことでかえって腰の強さが確認できる展開に。先週月曜日にもち合いを上放れてから順調な回復軌道を描いており、早くも6月相場の目標値である2万8000円に接近する勢いだ。当面の悪材料が出尽くしているだけに回復の流れは今しばらく続く可能性が高そう。2万8000円を捉えたら次は3月高値(2万8338円)が目標となってくる。