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2022/07/29

 7月最後の取引となる本日の市場は日経平均が3日ぶりに小反落。終値は前日比13円安の2万7801円だった。前日の米株上昇を受けて序盤は180円高と2万8000円台に一時顔を出す強い展開となった。買い一巡後は週末ということもあってじり安となり冴えない動きに。後場からは1ドル=133円台まで一気に動いた円高が引き金となってマイナス圏へと転落してしまった。村田製、デンソー、NECなどの決算悪も響いてしまったようだ。

 昨日の米国市場はGDPの悪化がかえって利上げ減速期待を抱かせダウ平均は大幅続伸した。この日発表された米国の4−6月GDPが2四半期連続のマイナス成長となり、FRB議長の言う「経済指標に合わせた利上げの実行」から利上げのペースダウンが連想された。GDPの悪化で当初の株式市場は値下がりしていたが、積極的な利上げにならないとの考えが広がり主要3指数は大きな上げに転じている。これは米景気が深刻なリセッションに陥らないとの見方も背景にある。

 さて、東京市場は米国の利上げペース鈍化期待で前場はじわりと買い上げられる相場に。ただ、日経平均の心理的なカベ2万8000円を前に買いにくさもあるようだ。中頃からは一気に進んだ円高がきっかけとなって目先筋の手じまい売りが加速。結局は上値2万8000円が短期的な小天井となるような週末相場なっている。来週は下値200日移動平均線(2万7561円)を守るかがポイントに。