指標の解説
指標一覧


■ RCI(Rank Correlation Index)
■ SRV-%K・%D・%SD
■ SRV-K・D
■ ボリンジャー(Bollinger Band)
■ 一目均衡表
■ DMI(Directional Movement Index)
■ MACD(Moving Average Convergence and Divergence)
■ V-R(ボリュームレシオ)
■ RSI(Relative Strength Index)
■ 価格帯レシオ
■ ベクトル
■ パラボリック(Parabolic−SAR−)
■ カギ足
■ 値幅カギ足
■ サイコロジカルライン(Psychological line)
■ 値動きサイコロジカルライン
■ 新値足
■ ORレシオ
■ 大引陰陽足
■ モメンタム(Momentum)
■ 出来高平均
■ 出来高カイリ
■ OVB(オン・バランス・ボリュウム・レシオ)
■ 篠原A・B
■ 篠原C
■ V-RSI
■ 棒足
■ 逆ウォッチ
■ P&F
■ 和光V-R
■ コポック
■ 一次回帰線
■ ピボット
■ EMA
■ 出来高加重
■ HLバンド
■ 星足
■ いかり足
■ バーチャート
■ 平均足
■ 3日平均足

RCI(Rank Correlation Index)
順位相関係数とも言い、単一の商品(銘柄・指数)において時間の推移と価格の水準それぞれに順位をつけ、相関関係を指数化し、
「上がり始め」「下がり始め」の時期とタイミングを見るテクニカル指標です。

1、-80%以下から上がり始めたところが買いシグナルで、長期線や上昇途中の押し目では、-50%以下から上がり始めたところも買いシグナル

2、+80%を越えたら売り注意、そのまま100%方向に上昇又は+80%以上で持続中は株価上昇中で、その後下降に転じたら売りシグナル



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SRV-%K・%D・%SD
ここでいう「SRV」とはストキャスティクス(Stochastic)のことを示しており、価格の終値の位置と定められた日数の価格範囲を比較する指標です。
SRV%Kは期間内の最高値および最安値から見た終値の位置を表しており、%Dは%Kを平均化したもの、%SDは%Dをより一層平均化したものです。

1、20%のところから上がり始めたところが買いシグナルで、80%を越えたところから下がり始めたら売りシグナル。

2、%Kが%Dを上抜くと買いで、下抜くと売りシグナル



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SRV-K・D
SRV%K,%Dと違う点は計算方法にあり、直近の値の影響が大き過ぎないように当日の値を1/3、前日の値を2/3として計算するのが特徴です。
そのため、動きは%Dや%Kに比べ滑らかなのですが、幾分反応が鈍くなります。

1、20%以下から上がり始めたところが買い。中長期線の上昇途中の押し目では、50%以下から上がり始めたところも買いシグナル。

2、80%を越えてから下がり始めたら売りシグナル。



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ボリンジャーバンド
移動平均線に標準偏差のバンドを上下に付け加えた指標です。標準偏差(±1σ)が統計上データの約68%の範囲、標準偏差の2倍(±2σ)が
約95%の範囲を規定する数値であることから、株価は以後±1σ範囲内では約68%、±2σ範囲内では約95%の確率で推移すると考えられています。

1、各バンドの上方ラインで売り、下方ラインで買いシグナルとするのが一般的ですが、明らかな上昇トレンドの場合、
上方ラインにタッチしたまま株価が上昇することがあり、明らかな下降トレンドの場合、下方ラインにタッチしたまま
株価が下落するこがあるので、その時はバンドの方向に沿ったポジションを取るのが好ましい。



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一目均衡表
一目均衡表とは故一目山人翁が編み出した相場分析手法であり、時間論を主軸として波動論・水準論の3本柱からなる、総合的かつ体系的な分析指標です。
一目均衡表はローソク足と、同時に記入された5本の折れ線グラフ(転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパン)から構成されており、
各々の線の位置関係により株価分析を図るものです。

1、転換線が基準線を上抜けると「好転」(強気相場)、下に抜けると「逆転」(弱気相場)。

2、「雲」(先行スパン1と先行スパン2との間)を抵抗帯として捉え、この抵抗帯をローソク足が通過するときに、それまでの方向に対して
レジストする性格が強い。

3、ローソク足が基準線の上位に位置している場合は上昇基調であり、下方に位置している場合は下降基調。

4、遅行スパンが26日前のローソク足を上抜けした時(遅行スパンが好転した時)は反転の兆しであり、遅行スパンが26日前のローソク足を下に抜けた時
(遅行スパンが逆転した時)は下落の兆しとなる。



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DMI(Directional Movement Index)
DMI 方向性指数とも言う。テクニカル分析において、トレンド系分析(トレンド追随型分析)とオシレータ系分析(逆張り型分析)のどちらか一方が
機能する場合は他方がそうでないケースが多いため、市場の様相においてどちらの分析を選択するかが非常に重要なポイントとなるのですが、
このDMIを用いることによって、トレンドの有無だけでなくトレンドの強弱までも推し測ることができます。DMIは「DM」「TR」「ATR」「DI」「ADX」
「ADXR」から構成され、主に「DI」や「ADX」、「ADXR」を軸に分析をすることになります。

 1.トレンドの方向
+DIラインが−DIラインより絶対値が大きいときは上昇傾向、小さいときは下落傾向となる。また、その差が大きければトレンドの勢いは強いと解釈される。

 2.トレンドの大きさ
ADXの動きに注目し、上昇基調ではトレンドに沿った動きをしていると考えられ、下落基調にある場合はトレンドに沿った動きから離れている状態を示していると
判断する。よって、その傾きで勢いを推し量るのがトレンドに乗り遅れないポイントになる。ただ、騙しを避けるために一定の水準以上(30など)の場合にトレンド
を認識する方法などがある。

 3.トレンドの有無
ADXとADXRとの位置関係に注目し、ADXがADXRより上の位置にある場合はトレンドが存在し、ADXがADXRより下の場合はトレンドレスとなる。



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MACD(Moving Average Convergence and Divergence)
移動平均収束発散法とも言う。このMACDは2つの加重平均もしくは平滑移動平均の間の差を計測するものです。一般的に、短期の移動平均は
長期の移動平均よりも現在の市場価格に近い位置で推移するものであり、普通上昇相場の場合、短期の移動平均が早めに反応するため、長期の
移動平均と大きなギャップ(乖離)を形成し、MACDとはこのギャップを計測するものです。

 1.市場価格が高値を更新しながら推移しているにも関わらず、MACDが高値を更新できない場合は「発散売り」(Divergence Selling)となる。
また、その時点においてMACDがシグナル線より下にクロスして下落していくと特に強い売りシグナル。

 2.市場価格が安値を更新しながら推移しているにも関わらず、MACDが安値を更新しない場合は「収束買い」(Convergence Buying)となる。
また、その時点においてMACDがシグナル線を上回った場合は特に強い買いシグナル。



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V-R(ボリュームレシオ)
一定期間を区切って、その間の株価上昇日の出来高合計と株価下落日の出来高合計の百分比を出したものが、このボリュームレシオ(VR)です。
VRが100%の水準では株価上昇日の出来高合計と株価下落日の出来高合計が同じで、110%では株価上昇日の出来高合計が株価下落日の出来高合計
よりも10%多いことを示します。経験的には株価が上昇する日の出来高は、株価が下落する日の出来高よりも多い傾向にあり、100%を中心に上下動
を繰り返すこのVRは下振れよりも上振れの方が多いのが特徴です。

この指標の使用法として、現在どの水準に位置し、またどちらの方向に向かっているかが重要となってくる。例えば株価ピーク時に買われすぎ
を示す高VR値を出すこともあれば、上昇初期段階においても高VR値を出すこともあるので、その際には注意が必要である。



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RSI(Relative Strength Index)
一定期間の価格上昇日の前日比値上がり幅合計を、同期間の価格下落日の前日比値下がり幅合計で除した指標。50%を中心に上下にエッジバンドを設け、
指数レベルの70%以上を買い超(売りシグナル)・30%以下を売り超(買いシグナル)と判断するのが一般的な見方です。

1、75%〜80%以上になると上がり過ぎ

2、25%〜30%以下になると下がり過ぎ



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価格帯レシオ
一定期間内の終値価格ごとの出来高累計を棒グラフ状に表示するテクニカルです。出来高累計が多くなればなるほど、その価格でレジストあるいは
サポートされる可能性が高くなります。具体的な使用方法としては、価格より上方に厚いボリュームラインが横たわっている場合、その価格帯が上
値抵抗帯を形成、売りポイントを示すこととなり、逆に価格より下方に厚いボリュームラインが横たわっている場合、その価格帯が下値抵抗帯を形成、
買いポイントを示すこととなります。しかし、最上位あるいは最下位ボリュームラインを突破し、新値模索を続ける段階においては、価格帯レシオだ
けでサポートラインを見つけることは不可能であるため、以前の高値・安値と価格の比較等からトレンド変化を読み取る必要があります。



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ベクトル
回帰曲線指数とも言う。価格騰落の速度変化を大引値のみで計算し、価格上昇あるいは価格下降の速度と日数の相関関係を一次直線で導き、
さらにその傾きを一次式に回帰させた指標です。この勾配は目先の価格変動に惑わされることなく滑らかに推移する為、一定期間内のトレンド
を的確に把握出来、上値・底値の転換点を捉えるのに非常に有効です。

1、ゼロラインの下方に位置しつつ、ベクトルおよびベクトル平均線がゴールデンクロスを示現した所を買いシグナル。

2、ゼロラインの上方に位置しつつ、ベクトルおよびベクトル平均線がデッドクロスを示現した所を売りシグナル。

3、値動きの激しい商品においては、ベクトルが-15%を上抜けした所で買い、+15%を下回ってきた所で売る、といった投資手法も有効的。



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パラボリック(Parabolic−SAR−)
パラボリックとは、価格の動きに時間の要素を盛り込んだシステムで、大きなトレンドは逃さず捕らえ、トレイリングストップを用いることにより、
新高安値更新や時間の推移をいち早く反映することをコンセプトにしており、通常のオシレータ系システムでのシグナル発生の遅行性および、市場の
勢いを推し量る上での時間の要素の欠如を補うことが出来るものです。

見方としては、価格がパラボリックにサポートもしくはレジストされている間は、そのトレンドが継続している(上昇トレンド・下降トレンドにある)
とみなし、ポジションをキープ。しかし、一旦ブレイクするとトレイリングストップを採用し、ポジションをひっくり返します。また、騙しを避けるため、
例えばエントリーは移動平均線付近から行い、クローズポイントのみパラボリックを用いる、といった活用法もあります。



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カギ足
カギ足は別名「値幅足」ともいい、価格の騰落を線状で表した指標です。一定幅あるいは一定率以上の価格変化からトレンドを推し量るもので、
前者を定額法カギ足、後者を定率法カギ足と呼びます。カギ足は日足そのものに比べ価格の変動傾向が掴みやすく、例えば値幅を大きく取れば中
長期トレンドを把握しやすい反面、遅効性という問題が生じ、反対に、値幅を小さく取れば短期トレンドを把握しやすいが、騙しが多くなってし
まいます。具体的な見方としては、カギ足が直前の肩を抜いたところで買いポイント、直前の腰を下回ったところで売りポイント。同じ一段抜き
でも中心線を切らずに上昇すれば、買い圧力は強いことを示し、一方、中心線を抜かずに下落すれば、売り圧力は強いことを示すことになります。



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値幅カギ足
作成方法や指標の見方などカギ足と同じなのですが、テクニカルを書くのにカギ足は株価が何%上昇・下落と上下率を使いますが、値幅カギ足は株
価が何円上昇・下落と上下幅を使って作成します。



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サイコロジカル(Psychological line)
サイコロジカルラインとは、一定期間における前日比価格上昇日数の割合を示したテクニカルです。その名の通り、「上昇すればするほど強気に傾き、
下落すればするほど弱気に傾きがちになる」といった投資家心理そのものを指数化したもので、ここに上昇幅・下落幅の要素を加味したものが別掲のRSI
になります。一般的に30%の数値を上抜ければ買い、75%の数値を下回ってくると売りとなるのですが、値動きの激しい商品(個別銘柄等)に対しては騙
しが非常に多くなってくるため、出来れば日経平均やTOPIXといった代表指数に用いるのがよいとされています。



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値動きサイコロジカルライン
サイコロジカルラインは一定期間の中で何日値上がりしたかを示す指標であり、1円高も100円高も同じように扱われ値幅は問われません。
そこで期間だけではなく値幅も加味したものが値動きサイコロジカルラインです。

1、80%以上のラインから下落してきたら売りシグナル

2、30%以下のラインから上昇してきたら買いシグナル



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新値足
新値足とは、大引値が新値を抜く都度に陽線・陰線を記入して出来る指標のことで、直前の陽線(陰線)3本分を抜いた場合右側に新しく陽線(陰線)
を加えていくものを「三本新値足」と言います。陰線から陽線に変わることを「陽転」といい、買いポイントとなり、反対に陽線から陰線に変われば
「陰転」ということになり、売りポイントとなります。しかし、中段保ち合いの場面では、非常に多くの騙しが発生しやすい為、2本目の陽線(陰線)
で買う(売る)といった工夫が必要となります。



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ORレシオ
ORレシオの「O」とは「opportunity」、「R」とは「risk」を表し、これを訳して「期待・危険係数」とも言います。一定期間内の高安値から見て
現在の価格水準がどの位置にあるかを探ろうとする指標であり、高値に近ければ近いほど売り圧力が強いことを示し、一方で安値に近ければ近いほ
ど買い圧力が強いことを示しています。

 1.Rレシオがゼロに近い水準から陽転、Oレシオが25以上にある時、もしくはその水準から陰転した時が買いシグナル

 2.Oレシオがゼロに近い水準から陽転、Rレシオが25以上にある時、もしくはその水準から陰転した時が売りシグナ。

ただし、期間内の高安値を意識した相場展開という大前提があるため、頻繁に新高安値を更新する場面においては使用時に注意しなければならない。



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大引陰陽足
前日の大引値と当日の大引値を陰陽線で結んだ指標です。新値足と似通った指標ではありますが、最大の違いは大引け値だけに注目した点で、極力トレンド
に対するタイムラグを少なくするように設計されています。この指標は単独で用いるべきでなく、他のオシレータ系指標と併用するのが一般的で、例えばサ
イコロジカルが保ち合い相場を示す50%水準にあった場合、トレンドを見極める際に使用します。



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モメンタム(Momentum)
一般的にモメンタムとは、一定期間内における価格の変化値を表す指標ですが、ここでは一定期間内の移動平均線の変化率を指します。もちろんこの数値が
大きくなればなるほど価格に対する騰勢が強いことを示し、逆に小さくなればなるほど下降基調に拍車が掛かっていることを示すことになります。しかし、
ここで注意が必要なのは、モメンタムが反転しても価格のトレンドが反転したことにはならないことです。例えば25日移動平均線で見た場合、一時的に変化
率が回復を見せたとしても、それは単なる自律反発に過ぎず、さらなる下降トレンドに続くケースも十分に考えられます。そこで、ゼロラインとクロスした
場合にトレンド変化したと判断するのが良いでしょう



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出来高平均
株価移動平均の出来高版。SQ日などの出来高が突出したもを平均化することによって、出来高の増減を正しく判断できます。

1、出来高が増加し、6日移動平均線を上回れば、目先買いシグナル

2、6日移動平均線が25日移動平均線を下から突き上げた時が、中期的な意味での買いシグナル。

3、出来高が減少し始め、6日線を下回れば、目先の売りシグナル

4、6日線が25日線を下回れば、中期的な売りシグナル



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出来高カイリ
移動平均線と株価のカイリ率を見る株価カイリ率と同じように、出来高と出来高移動平均線がどれだけ離れているを表したもの。

1、株価カイリ率に準じて作られたもので、見方としての文献は特になし。



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OVB(オン・バランス・ボリュウム・レシオ)
オンバランスとは「差し引きした計算」という意味で、OBVとは差し引きした計算による出来高を表します。株価が上昇した日の出来高を全て買い方とし、
株価が下落した日は売り方として分け、一定の期間の株価が上昇した日の出来高を加え、下がった日の出来高を差し引いて作られます。

1、OVBが上昇傾向にある時は、買い方の勢力が蓄積されつつあり、先行き株価の上昇が予想され、逆に下降傾向ある場合は、先行き株価の下降が予想される。

2、直前のピークを上回って上昇した後、直前のボトムを下回って下降した場合を(その逆も)一日反転といい、多くの場合はしばらくの間、反転した方向
にOBVが動く傾向にあります。



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篠原A・B
一日の動きを強弱のエネルギーと捕らえるAレシオと前日からの値動きで、市場人気のバロメーターとして考えられたBレシオとの組み合わせで
構成される指標です。値ガサ株の波乱相場では意外な威力を発揮するテクニカルです。

1、買いシグナル
a  A・Bレシオ急落押し目買い。
  A・Bレシオが共に高い位置から急落し、70ポイントを下回った時。





b A・Bレシオ接近押し目買い
  Aレシオが低い位置でエネルギーを蓄積している時に、Bレシオが高い位置よりAレシオに接近してきた時。





c BレシオがAレシオを下回る押し目買い
  低い位置でAレシオを下回っていたBレシオが、100ポイント以下でAレシオにクロスしてきた時。





d 上昇中断のA・Bレシオ接近押し目買い
  Aレシオが上昇しながら下降してきたBレシオに中段で接近、クロスしてきた時。





2、売りシグナル
a  レシオ急騰利食い売り押し目の位置から上昇に伴って上がって、2倍値まで上昇したら利食い。





b 株価が上放れた場合の売り
  原則として株価が上放れた場合の利食い目標は、Bレシオ上昇前の3倍値。



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篠原C
Cレシオは、前日の中値から当日の高値までをプラスエネルギー、前日の中値から当日の安値までをマイナスエネルギーと分け、当日レシオ(26日計算)
・主ベルト1(40日計算17日先行)・主ベルト2(52日計算26日先行)・副ベルト(10日計算5日先行)・副ベルト(20日計算9日先行)の5つのベルト(罫線)
から構成されます。

1、当日レシオが4本のベルトより下にある時は、買いシグナル

2、当日レシオが4本のベルトより上にある時は、売りシグナル



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V-RSI
RSIの出来高版。RSIでは一定期間の前日値上がり幅と値下がり幅で計算しますが、V−RSIでは値上がり幅の変わりに出来高の増加分を使い、
値下がり幅の変わりに減少分を使って算出します。

1、75%〜80%以上になると上がり過ぎ

2、25%〜30%以下になると下がり過ぎ



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棒足
ローソク足の始値が無いのが棒足。高値と安値を一本の線で結び終値に小さく横線を書いて表示します。

1、見方はローソク足と一緒です



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逆ウォッチ
縦軸に株価をとり、横軸に出来高をとり、その毎日の交点を結んで表示します。株価が高く人気の集まっている時は出来高が多く、
市況が沈滞すると株価が下落し出来高が減り、反時計回りの曲線となることから、逆ウォッチと呼ばれています。



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P&F
従来のテクニカルと違い、時間の経過を無視する非時系列罫線です。株価の小さな上下のアヤを取り除き株価の動きを簡素化して捕らえる手法で、
トレンドによる長期傾向の把握、パターンによる売買信号、カウンティングによる目標値の算出など、見方が極めて多彩なテクニカルです。

1、買いサイン

a ダブルトップ型 b 強気信号型 c 三角形型




2、売りサイン

a ダブルボトム型 b 弱気信号型 c 三角形型



前日終値 1ポイントの価格
100円未満 2.5円
100円以上200円未満 5円
200円以上1,000円未満 10円
1,000円以上5,000円未満 20円
5,000円以上10,000円未満 100円
10,000円以上50,000円未満 200円
50,000円以上100,000円未満 1,000円
100,000円以上500,000円未満 2,000円
500,000円以上1,000,000円未満 10,000円
1,000,000円以上5,000,000円未満 20,000円
5,000,000円以上 100,000円

※手動設定も可能です。


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和光V-R
価格のサイクルを「蓄積エネルギー増大期」「蓄積エネルギー減退期」「発散エネルギー増大期」「発散エネルギー減退期」と呼ぶ
4つのサイクルから判断する、和光証券(現新光証券)が開発した指標です。

1、-20%以下から買い注目ゾーンで+70%以上が売り注意ゾーン



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コポック
アメリカの株式分析家のコポック氏がNYダウ平均に用いた指標です。短期売買よりも比較的長期投資や、底値圏の発見により
投資効率を上げるテクニカルです。

1、指標が目盛0ライン以下の水準から、上向きに転じた時が買いシグナル

2、指標が目盛0ライン以上の水準から、下向きに転じた時が売りシグナル



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一次回帰線
一定期間における株価のトレンドをもっとも中心を通ると思われる一本の直線を引き、これに標準偏差を用いた2線を付け加え、
一次的上限・下限値を捕らえる指標です。



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ピボット
一日の値動きの中でサポートポイントとレジストポイントを予測する指標。一日の動きを重視する指標なので、中長期の投資よりも、
デイトレードのような超短期の売買に向いていると、一般的には考えられているテクニカルです。

1、B1、B2で買い、LBOPでロスカット

2、S1、S2で売り、HBOPでロスカット



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EMA
従来の移動平均線(単純移動平均線)のように設定間内だけの平均値ではなく、過去の数値も平均化している移動平均の一種。
指数平滑平均とも呼ばれ、MACDの計算にも使われています。



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出来高加重
終値×出来高で算出した売買代金を出来高で割って求めた移動平均。一般的には13日・25日、45日、75日、100日線が使われます。

1、見方は、移動平均と同じ。



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HLバンド
当日を含まない指定期間日の高値を結んだ線をHバンド、安値を結んだ線をLバンドといい、HとLをブレイクすればそれぞれ買いと売りという指標です。

1、Hをブレイクしたら「買い」で、そのトレンドが続く限りはポジションキープ
2、Lをブレイクしたら「売り」で、そのトレンドが続く限りはポジションキープ



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星足
終値の点を線でつないだもの。



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いかり足
高値と安値を縦線でつなぎ、始値は横棒、終値を矢で表現します。陽線の場合は矢印が上向きで、陰線の場合は下向きとなります。



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バーチャート
高値と安値を縦の線でつなぎ、始値は縦線の左への横線、終値は縦線の右への横線で表示する。



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平均足
通常のローソク足と違い、1日目の始値は前日の4本値の平均値を使い、当日の終値は当日4本値の平均値で作成します。以降、
前日の平均足の始値と終値の平均値を当日の始値とし、終値は当日の4本値の平均値を使う。高値と安値のヒゲは当日の高安を使い作成します。



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3日平均足
始値、高値、安値、終値それぞれの3日間の平均値で作成するローソク足



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