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2020/04/15

 15日の市場は日経平均が反落。終値は前日比88円安の1万9550円だった。米国株の上昇は前日の急伸で織り込み済みだったようで本日は反落のスタートに。取引時間中も材料不足で日経平均の日中値幅は194円と3月5日以来約1カ月ぶりの狭さだった。一方、下値は日銀買いが意識され1万9500円以下になるとすぐに戻す動きを繰り返していた。

 昨日の米国市場は新型肺炎の感染拡大がピークに近づき経済活動が早期に再開されるとの期待からダウ平均は大幅上昇した。株価水準は3月10日以来約1カ月ぶりの高さ。トランプ米大統領は会見で過去1週間の新型コロナの感染者数が横ばいになってきたと強調。カリフォルニアなど10州で経済活動を再開する計画があると発表した。これを受け主要指数が3%超えの大幅高を演じている。

 一方、東京市場はこれをすでに織り込み済みで全体は反動安の動き。外部要因としては円高が進んでおり追い風となるものはまったく見られなかった。新型肺炎の感染者が依然として高水準で増え続けており「自粛」の効果がまだ見えない状況。1万9500円超の水準で買うにはこの数字が減少に向かうことが必要となるだろう。個別では人工呼吸器の生産協力を材料にソニーが大幅続伸。新規の借り入れと内部留保で売り上げゼロでも2年持つと公表した串カツ田中も上昇。一方、米原油先物が一時20ドル割れとなったことで国際石開帝石が反落している。