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2020/10/29

 29日の市場は日経平均が4日続落。終値は前日比86円安の2万3331円で、今月5日以来の安値となった。新型コロナの感染拡大や米株急落を受けて短期筋からと見られるリスク回避の売りが広がった。取引時間中の米株先物が下げ渋っているため売り一巡後は緩やかに戻しているが、積極的な買い手は不在で調整ムードからは脱し切れないでいる。後場は日銀のETF買い期待も支えになったようだ。

 昨日の米国市場は欧米で新型コロナの感染拡大が再び深刻化していることからダウ平均は大幅に4日続落。7月末以来約3カ月ぶりの安値で取引を終えた。独仏など欧州の株価指数が急落し米国にも売りが波及。米株の恐怖指数とされるVIX指数が40をつけるなど6月中旬以来の高さとなった。米国でもコロナによる経済規制が出てきており買いにくい状況。米大統領選を来週に控えており当面は不安定な相場となりそうだ。

 さて、東京市場は米株急落で日経平均が250円近く下げて始まったが、国内のコロナ感染者が欧米ほど増えていないことや、中国上海株や米株先物の上昇が支えとなり徐々に下げ幅を縮小させている。国内企業の決算はソニーなど上方修正するものがあり部分的には明るいところも。ただ、それが全体には波及せず柱とならないところが今の相場でもある。本日は日銀の金融政策決定会合があったが現状維持との結果に相場はほぼ無反応だった。