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2022/11/02

 2日の市場は日経平均が3日ぶりに小反落。終値は前日比15円安の2万7663円だった。序盤は米ハイテク株安の影響を受けて130円ほど下げる展開となったが、安定した企業業績を買う動きがこの日も続き、売り一巡後はじわじわと下げ幅を縮める底堅い動き。指数ではこのところトピックスが強く推移するなど、物色範囲が広がっている様子もうかがえる。個別ではソニー、TDK、SUBARUが好決算で大幅高。心理面でも全体を下支えした。

 昨日の米国市場は堅調な雇用指標がかえって利上げ加速につながるとの観測からダウ平均は続落した。この日発表の9月の雇用動態調査が事前予想を上回る強さだったことから賃金インフレが連想されてしまった。2日の米FOMCの結果に響くことが懸念され幅広く売られる展開に。半面、米景気の強さから景気敏感株の一角が買われダウ平均の下げは比較的限定された。注目のFOMCだが、今回の0.75%利上げは織り込み済みで、次回12月の想定利上げ幅が最大の関心事に。

 さて、東京市場は日経平均が100円幅を超える安寄りとなったものの、押し目買いに支えられ小幅安におさめる底堅い1日に。75日移動平均線(2万7594円)上をキープしておりこの水準でも需給が安定している様子がうかがえる。今晩の米FOMCを無事に通過すればもう一段高の可能性もあるが、米当局にはこのところ裏切られるパターンが続いており、あまり楽観視はできない面もある。