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2023/06/19

 週明けの市場は日経平均が大幅反落。終値は前週末比335円安の3万3370円だった。前週末の米株安を受けて前場はやや軟調気味に推移したが、後場に入ると先物へまとまった売りが出てみるみる下げ幅を拡大し、一時は474円安(3万3231円)まで売り込まれる荒れた動きとなった。1ドル=141円台後半まで進んだ円安という好材料がありながらも下げてしまったことで、ここまで需給優先で上げてきた相場に少し変化が訪れた可能性もありそうだ。

 前週末の米国市場は金融引き締めが長期化するとの懸念からダウ平均が反落した。ある連銀総裁が16日の講演で「一段の金融引き締めに賛同する」とタカ派的な発言をしたことが嫌気され売りが優勢となってしまった。一方、この日発表されたインフレ関連指標がインフレの落ち着きを示す内容だったことから下げは比較的限定された。金利に敏感なナスダック指数は7日ぶりに下げてしまったが下げ幅は小さく上昇基調は維持されている。

 さて、東京市場は今晩の米国市場が休場ということもあって積極的に買う動きは限られた。反対に目先筋の先物の利食いが一時的に強まっての反落相場へ。指数ではトピックスの下落率が小さく内容的には日経平均ほどの下げに全体はなっていないだろう。ただ、週初から下げたことで相場の勢いも変わり、3万4000円は目先の上値ゾーンとしてより意識が強くなった感がある。