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2023/01/11

 11日の市場は日経平均が大幅に4日続伸。終値は前日比270円高の2万6446円で、先月27日以来の高値となった。昨日の米株高を受けて寄り付きからこの日も買いが先行。当面の底打ち感が一段と強まってきた。目先のインフレや金利上昇は概ね織り込めたようで、むしろ米国のインフレ指標の落ち着きや金利低下があれば一段と上振れできる状態となっている。本日は数字的には2万6500円という心理的な節目に接近したため後半相場は高値で膠着してしまった。

 昨日の米国市場はFRB議長の発言に安心感が広がりダウ平均は反発した。この日の同議長の講演で当面の金融政策に対する踏み込んだ発言がなかったことから市場には安心感が広がった。このところFRB高官による利上げ継続に前向きな発言が目立っていたためやや拍子抜けに。12日に12月の消費者物価指数の発表を控えているため買い一巡後は伸び悩んだが、仮に同指標の伸び率鈍化が一段と鮮明になれば相場は一段高となる可能性もある状況だ。

 さて、東京市場は米株高という追い風に乗って日経平均が4連騰を達成。年初の大発会の下げを払拭して当面の底打ち感を強めている。日銀ショック以前の株価水準(2万7000円台)にはまだ遠いが、米国のインフレ指標の改善次第ではその近くまで戻せる雰囲気もある。チャート面でも10日移動平均線(2万6151円)が上向きに転じており短期底打ちの形が強くなっている。