トップページへ戻る

バックナンバー

2022/12/23

 23日の市場は日経平均が反落。終値は前日比272円安の2万6235円で、10月3日以来の安値となった。前日の米株安が響き大きく売りが先行するスタートに。10時前には一時400円安まで下値を広げるなど、あっさりとおとといの安値(2万6269円)を割り込んでいる。さすがに2万6000円台を切るほどではなかったが、未だに消化し切れない日銀ショックに米国のハイテク株安が重なり、見通しのきかない沼にはまってしまったような格好だ。

 昨日の米国市場は半導体大手の業績見通し悪化を受けてダウ平均は3日ぶりに反落した。マイクロンテクノロジーがこの日発表した四半期決算や業績見通しが事前予想を下回る内容だったことから、半導体業界全体の景況感が圧迫されているとの認識が広がった。売り物は他のハイテク株や業種に広がり一時は800ドル近く下げるほぼ全面安の状態に。最終的には下げ幅を半分以下に縮めて取引を終えたが、半導体市況の悪化は今後の景気の先行き見通しをさえないものにしている。

 さて、東京市場は昨日の反発もむなしくマクロ状態の悪さに呑まれて下値を広げる1日となってしまった。米金融引き締めの長期化と米景気後退の現実味、そして国内では新たに日銀ショックが加わり、年末相場において来年の夢を買うような状況ではなくなっている。大局的には今年10月や6月の安値ゾーン(2万5500円辺り)は守っているので、その辺りでの逆張りスタンスで待つほかないだろう。