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2020/10/14

 14日の市場は日経平均が小幅続伸。終値は前日比24円高の2万3626円だった。前日の米株下落で売りが先行。前場はマイナス圏での動きとなった。一方、下値が2万3500円に近付くと押し目買いが入り底堅さも発揮。政府が第3次補正予算を編成するとの報道のあった後場からはプラス圏に回復するなどそれなりの強さを見せている。もっとも、東証1部の出来高は本日も10億株の大台に届いていない。実需回復にはまだ時を要しそうである。

 昨日の米国市場は一部でワクチン治験の中断が生じたことからダウ平均は5日ぶりに反落した。米医薬会社J&Jやイーライリリーが新型コロナワクチン治験の一時中断を決めたことが投資家心理に水を差したようである。追加経済対策の与野党協議の停滞も手控え要因に。けん引役だったアップルが新型iPhone(5G対応)を発表したが、これで目先の材料出尽くしとなって同社株も売られている。

 さて、東京市場は結果的に米株下落に反して日経平均が続伸。政府の補正予算編成報道がこの日の相場の支えとなった。日本でも景気対策が続けて講じられることが明確となり下値不安が一段と後退。外国人が売り越し中で上値を積極的に買い上げる主体がいないが、先物には新規買いが入り指数をけん引した。もっとも、先物ばかりで現物買いが少なく、東証1部の売買代金は連日で2兆円を下回っている。これでは2万4000円もなかなか覚束ないかもしれない。