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2020/11/25

 25日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比131円高の2万6296円で、連日で29年半ぶりの高値を示現した。前日の米株高や米国の政権移行が始まる安心感から景気敏感株を中心にこの日も大きく買いが先行。1ドル=104円台半ばまで戻した円安も追い風となって日経平均の上げ幅は一時500円を超える場面があった。一方、東京都が飲食店の営業時間規制を再要請するとの報道が伝わったことで中頃から上げ幅を縮小。目先の利食いのきっかけとなったようである。

 昨日の米国市場はバイデン次期大統領への政権移行がようやく進むことが決まりダウ平均は大幅続伸。初の3万ドル超えで6日ぶりに史上最高値を更新した。この日は次期財務長官にイエレン前FRB議長が起用されることも市場の安心感を呼んだ模様。新型コロナワクチンの治験で相次ぎ高い有効性が示され、市場では来年以降に米経済が正常化するとの期待も広がっている。多くの機関投資家がベンチマークとするS&P500種指数も最高値を更新した。

 さて、東京市場は外部からの好材料を受けて本日も日経平均が上昇し、一時2万6700円台という高値を示現した。しかし、直近2日間だけで1000円以上の値上がりとなったことで警戒感も浮上。そのタイミングで東京都のコロナ規制が発表されたため、目先筋の手じまい売りを誘うような格好となった。チャート面では高値圏で上ヒゲのある陰線を出したことで微調整の可能性を示唆しているが、強気の流れを変えるほどではなく、押し目買い基調はまだ続きそうである。