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2022/11/29

 29日の市場は日経平均が3日続落。終値は前日比134円安の2万8027円だった。前日の米株安を受けて序盤は260円安と売り込まれる展開となったが、その後は2万8000円台を割ったことで徐々に押し目買いが入り下げ幅を縮小。直近2日間とも下げていたため事前に売り物がある程度消化されていたようだ。中国の「ゼロコロナ政策」に対する抗議運動は日本ではあまり懸念されておらず、一過性のものとして処理される雰囲気。下げても底堅さが見える1日となった。

 昨日の米国市場は新型コロナに関する中国情勢の不透明感からダウ平均は4日ぶりに大幅反落した。新型コロナ感染者数が過去最高を更新する中国ではロックダウンに対する市民の抗議活動が活発化しており、これが一段の景気悪化を招くとの懸念が広がっている。高値圏にあった米国株は利食い売りが出やすい状況にあり大きく値を下げてしまった。また、FRB高官が金融引き締めの長期化を示唆したことも影響。ブラックフライデーも今ひとつで買い手掛かりに乏しい1日だった。

 さて、東京市場は米ハイテク株安や中国の景気懸念で本日も売られる展開となったが、日経平均が2万8000円を下回ったところで売り一巡となり、その後は小口の押し目買いに支えられ大台をキープしている。10日移動平均線(2万8076円)を割り込んで短期トレンドには陰りが出てしまったが、25日移動平均線(2万7751円)上にはまだあり安定基調は堅持している。