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2021/02/08

 8日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比609円高の2万9388円でついに大台乗せを達成。株価水準は1990年8月以来の高さとなっている。米株高や米政権の追加経済対策早期成立への期待感からほぼ全面高の展開に。10−12月決算も全般的に良好で買い安心感が広がっている。指数が2万9000円を超えたことで売り方の踏みやヘッジの買いも膨らんだ模様。市場にはまだ達成感や買い尽くし感はなく上値余地を残した株高といえるだろう。

 前週末の米国市場は追加経済対策の早期成立に向けた動きを好感しダウ平均は5日続伸。最高値奪回まであと40ドルほどに迫ってきた。米上下両院がこの日予算決議を可決し、追加経済対策成立に向けて大きく前進した。大統領が目指す1.9兆ドルからは規模が縮小するが、早期成立を歓迎するムードが市場では支配的だ。注目された雇用統計はやや悪かったものの許容範囲内。全般的に買いが広がりナスダック指数、S&P500種指数ともに連日で最高値を更新している。

 さて、東京市場は日経平均が1月高値を超えて再び上昇基調を鮮明にしてきた。今回の上抜けは出来高の増え方から実需を伴っている。指数ではトピックスも揃って上げており申し分ない内容だ。新型コロナの感染者数も日米で減少傾向にあり景気回復を前提とした買いが入りやすい。チャート上でも高値抜けしたばかりなので日柄、値幅ともにまだゆとりがある。3月までに3万円というのも遠い目標ではないだろう。