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2022/10/24

 24日の市場は日経平均が3日ぶりに反発。終値は前週末比84円高の2万6974円で取引時間中は2万7000円の大台を回復する場面もあった。前週末の米国株が大きく上昇した流れから300円を超える上げでスタート。急ピッチな米国の利上げが減速するのではという期待感から買い戻しが入った。買い一巡後は様子見となって小口の戻り売りに押される展開。一時400円高まであった日経平均の大引けは84円高の安値引けで、上値の重さを印象付ける1日となってしまった。

 前週末の米国市場は利上げ減速観測を受けてダウ平均は3日ぶりに大幅反発。約1カ月ぶりの水準まで値を戻してきた。一部紙が11月のFOMCで金融当局が利上げ幅を縮小するとの観測記事を出し、先の見えない利上げ策に変化が表れてきた様子が好感されている。足元のインフレ指標はまだ加熱しているが、ドル高が行き過ぎている面からも景気のオーバーキルは望ましくないとの見方が一部で浮上している。700ドルを超える大幅反発で相場は目先の底が入ったようだ。

 さて、東京市場は米株高に支えられて日経平均が一時2万7000円台を回復したが、上値の抵抗線である200日移動平均線(2万7220円)と75日移動平均線(2万7502円)が強く意識されて、その後は伸び悩む苦しい展開に。円相場は日銀の再度の大規模介入で荒れた動きとなったが、株式市場の方では円安トレンドに変わわりはないとして材料視されることはほとんどなかった。