トップページへ戻る

バックナンバー

2023/12/29

 2023年最後の取引となる本日の市場は日経平均が続落。終値は前日比75円安の3万3464円だった。前日の米国市場でハイテク株だけ安かった流れから小幅安のスタートに。円相場が一時1ドル=140円台まで入ったことも影響して230円ほど下げる場面まであった。しかし、トピックスやプライムなど他の主要指数は概ねプラス圏で推移しており、基本は押し目買い有利な状況に変わりはない。来年も安定した相場が期待でき、株を枕に年越しできる状態だ。

 昨日の米国市場は引き続き来年の利下げ期待が勝りダウ平均は3日続伸。連日で史上最高値を更新した。この日は年末接近で特に目新しい材料は見られなかったが、インフレ指標の落ち着きや安定した企業業績から株式をじわりと買う動きが継続した。ファンドなどが運用成績をよく見せるためのドレッシング買いや、最近の株高に乗り遅れた向きの買いも入っていたようだ。S&P500種指数は5日続伸して22年1月につけた最高値にあと少しのところまで迫っている。

 さて、東京市場は年末で目立った売買は見られなかったが、日経平均は高値で安定した動きを継続するなど来年に向けて悪くない流れを保っている。米国の利下げ期待から株式を売る動きは出にくく、国内的にはその副産物である円高トレンドだけが少し警戒される部類に入る。チャート面では10日移動平均線(3万3320円)に沿った下値切り上げ基調でここが押し目買いポイントとなっている。