トップページへ戻る

バックナンバー

2024/01/23

 23日の市場は日経平均が3日ぶりに小反落。終値は前日比29円安の3万6517円だった。前日の米ハイテク株高に後押しされてこの日も買い先行のスタート。中頃には日銀の金融政策決定会合で現状維持が伝わったことから3万6984円(437円高)まで一気に買い進まれた。ただ、さすがに短期間に買われ過ぎているためその後は失速。3万7000円に近いところまで行ってしまい株価的にも小さな達成感が出やすくなっていたようだ。

 昨日の米国市場はハイテク株を中心とした業績期待が続きダウ平均は3日続伸。連日で史上最高値を更新した。株価は初めて3万8000ドルの大台に乗せている。主要企業の10−12月決算発表が本格化するなか、ハイテク株を中心に業績拡大期待が強く先行して買う動きが続いている。この日発表された12月の米景気先行指標総合指数も堅調で投資家はミクロ、マクロ両面で自信を強めている様子。物色範囲も広くS&P500種指数も連日で史上最高値を更新している。

 さて、東京市場は外部環境が良好で前場は日経平均が3万7000円を目指す動きとなったが、日銀の政策現状維持という期待通りの材料が出た12時半以降は、目先の材料出尽くし感からいったんの手じまい売りが勝ってしまった。ケイ線上では長い上ヒゲの陰線となり、短期的には3万7000円が心理的に意識される上値抵抗帯となっただろう。ただ、それでもいずれは大台を超えてくる流れに変わりはなさそうだ。