トップページへ戻る

バックナンバー

2021/04/19

 週明けの市場は日経平均が小幅ながらも3日続伸。終値は前週末比2円高の2万9685円だった。前週末の米国株は最高値更新と活況だったが、日経平均は序盤からマイナスの展開となり、新型コロナの感染拡大などを警戒する動きとなった。日米首脳会談の共同文書に台湾が明記され、日本と中国の関係が悪化することへの懸念も相場の重荷となったようだ。一方、米株先物が下げ渋ったことで日経平均は中頃からプラス圏に戻すなど下値も堅い。もち合いはまだ続きそうである。

 前週末の米国市場は景気回復の加速期待でダウ平均は3日続伸。連日で史上最高値を更新した。新型コロナのワクチン普及で米経済の回復に弾みが付くとの見方から景気敏感株が買われた。市場予想を上回る主要企業の決算が続いていることも好感されている。また、中国の1−3月実質GDPが前年同期比18%増と非常に高い伸びとなったのも買いを誘った。これによりS&P500種指数も最高値を更新している。

 さて、東京市場は本日も戻り売り、押し目買いに挟まれ方向感のない1日に。朝安のあとは中頃にかけて上昇したが、終盤は再び上げ幅を縮めるなど決め手に欠く状態だ。大阪が緊急事態宣言を政府に要請する意向を示し、東京も続いて検討を始めるとの報道。経済活動への制限が首都圏中心に一段と強まるとの懸念から、景気敏感株がさえない動きとなっている。