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2020/07/09

 9日の市場は日経平均が3日ぶりに反発。終値は前日比90円高の2万2529円だった。前日の米株高で小口買いが先行するも前場は小幅高のまま推移。主要企業の4〜6月決算発表を控え買いを見送る投資家が多かった。後場に入ると日銀のETF買い期待からにわかに上げ幅を拡大。しかし、14時頃に新型コロナの東京の新規感染者数が過去最多と伝わると次第に上げ幅を縮めてしまった。

 昨日の米国市場は終盤に業績改善期待の買いが入ってダウ平均は反発した。序盤は新型コロナ感染拡大が勢いを増しているためもみ合いの展開となったが、主力ハイテク株の目標株価引き上げが相次ぎ業績への期待感が増大。ナスダック指数が最高値を更新した流れに乗ってダウ平均も終盤に上げ幅を広げてきた。ただ、業績改善への期待が先行し過ぎている感もあり注意も必要だ。

 さて、東京市場はこれといった買い材料の見当たらないなか、日銀のETF買い思惑で急激に上げる奇妙な1日となった。結果的には東京の新型コロナの感染急拡大で上げ幅を縮めてしまったが、ちょっとした思惑だけで指数が振れるナーバスな状況にある。特殊要因としてはソフトバンクGや伊藤忠が買収を発表したファミリーマート(本日ストップ高)に買いが集まり、この2銘柄で日経平均を約120円もカサ上げ。これがなければマイナスだったことになり、内容的には今日も弱かったということになるだろう。明日も週末で弱含みの展開が予想される。