トップページへ戻る

バックナンバー

2020/11/20

 20日の市場は日経平均が3日続落。終値は前日比106円安の2万5527円だった。新型コロナの感染拡大が引き続き懸念されるなか、3連休を控えた東京市場では手じまい売りが優勢となった。取引時間中は米株先物が軟調に推移する場面があり、それに引きずられ下げ幅を広げたが、日銀のETF買い期待や買い遅れた向きの押し目買いなどで、終盤にかけては下げ幅を縮めている。トピックスは小幅ながらも続伸という底堅さだった。

 昨日の米国市場は追加経済対策の協議再開の思惑でダウ平均は3日ぶりに反発した。中断していた米議会での追加経済対策の協議が再開する見込みと伝わり、米景気の回復期待から買いが優勢になった。また、英アストラゼネカの新型コロナワクチンがかなりの有効性を示したことも材料視された。もっとも、この日発表された雇用関連指標がふるわずダウ平均はマイナス圏に落ちる場面も。ワクチンだけで上がる相場ではなくなってきたようだ。

 さて、東京市場は日経平均が3日続落となったものの、東証1部上場全銘柄で算出する指数トピックスが小幅ながらも続伸となり、全体としての底堅さを印象付けている。日経平均も下値2万5500円辺りで反発する動きを見せており、目先はここで下値を固めてくることになりそうだ。新型コロナの感染拡大が圧迫要因となっているが、経済を回さなければというコンセンサスも得られており、現状では大きく下押すような雰囲気にはない。