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2020/12/14

 週明けの市場は日経平均が3日ぶりに反発。終値は前週末比79円高の2万6732円だった。前週末の米国株は高安まちまちとなったが、東京市場は直近の株安で値頃感が出ていたのか買い先行の展開となった。アジア株や時間外取引の米株先物が堅調に推移しておりその後も安定した値動きに。ただ、クリスマス休暇が近づく外国人投資家の動きは鈍く、賑わいは個別材料株が中心となった。

 前週末の米国市場は急伸したディズニー株にけん引されてダウ平均は3日ぶりに反発した。ディズニーの動画配信サービス「ディズニープラス」の急速な契約増が好感され同社株は14%高となり、1社でダウ平均を140ドルほど押し上げた。一方、追加経済対策を巡る与野党協議は進展せずその他の銘柄は軟調気味。ナスダック指数とS&P500種指数はともに下落している。新型コロナワクチン接種が近く始まると決まったものの、この日はあまり材料視されなかった。

 さて、東京市場は日経平均は反発したものの、内容的には個別の材料株の活発な値動きが目立ち、買いの主役は指数に連動する外国人よりも個人の方に移ってきた格好だ。日経平均が年内に2万7000円を捉える可能性はまだあるだろうが、捉えたとしても大きく抜ける感じではなく、むしろ全体よりも個別人気の方が個人は潤うといった感がある。そんな年末相場特有の動きは今週から来週にも継続されそうな雰囲気で、半導体、環境、EV、素材などの循環物色が続くだろう。