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2021/02/12

 12日の市場は日経平均が5日ぶりに反落。終値は前営業日比42円安の2万9520円だった。米ハイテク株高や好調な10−12月決算を受けて買い先行の出だしとなったが、直近のハイペースな上げ方に対する警戒感から次第に小口売りに押され、日経平均は9時20分以降、小幅のマイナス圏でもみ合う展開となった。一方、東京五輪組織委の森会長辞任報道は材料とならずもはや五輪は市場の関心外の様子。トピックスは5連騰と元気で来週も安定した相場となりそうだ。

 昨日の米国市場は前日に史上最高値を更新した反動からダウ平均は小反落した。ここまで急ピッチに上げてきた過熱感から景気敏感株中心に利食い売りが広がった。一時は190ドルほど下落する場面があったが、追加経済対策や年後半の景気回復への期待から引けにかけて下げ幅を大きく縮めている。米政府が2億回分のコロナワクチンを追加で調達したと伝わったことも買い材料に。ハイテク株の多いナスダック指数とS&P500種はともに2日ぶりに最高値更新へ。

 さて、東京市場は日経平均が5日ぶり反落も、それ以外の株価指数は全て値上がりする堅調な1日に。新興市場も買われるなどバランス良く全体が水準訂正を進めている。国内では来週にも一部でワクチン接種が始まり、ポストコロナに向けて小さいながらも一歩を踏み出すことになる。市場の関心は月内の日経平均3万円達成がメインとなってこよう。