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2020/11/05

 5日の市場は日経平均が大幅に3日続伸。終値は前日比410円高の2万4105円で、終値ベースとしての年初来高値を約9カ月半ぶりに更新した。株価水準は2018年10月3日以来の高さ。前日の米株高で特にハイテク株の多いナスダック指数が大きく上げたことが市場心理を明るくさせた。大統領選はどちらが勝っても経済対策は進むとの見方で都合の良い株高材料に。日経平均は新値を取ったことで再び買い方有利の流れとなっている。

 昨日の米国市場は大統領選というビッグイベントの通過からアク抜け感が増してダウ平均は大幅に3日続伸した。議会選の方では共和党が上院で多数派を維持するとの観測から、民主党が掲げてきた規制強化など政策リスクの後退が好感されている。大統領選はどちらが勝っても株高につながる様子で、アク抜け感からダウ平均の上げ幅は一時800ドルを超える場面まであった。

 さて、東京市場は米株高を受けて本日も大きく上昇。不透明感払拭からリスクを取る動きが活発になってきた。米民主党が大統領選と上下院選の両方で勝利する「ブルーウエーブ」の可能性が低下したとして企業への規制強化への懸念が後退。増税も遠のき政策上の株高の条件が揃ってきた。東京市場もにわかに明るさを取り戻している。バイデン氏の勝利宣言が出るにはもう少し時間が必要だが、市場は大統領選を消化し次なる局面へ移行しようとしている。