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2023/01/16

 週明けの市場は日経平均が続落。終値は前週末比297円安の2万5822円で5日ぶりに2万6000円台を割り込んだ。前週末の米国株は高かったが1ドル=127円台まで進んだ円高が嫌気されて輸出株中心に下落。市場では17日と18日の日銀の金融政策決定会合で金融緩和策の再修正が出ることへの警戒感が働いている。一方、金利上昇による収益の改善期待から賑わっていた金融株も本日は目先小天井の格好に。物色に手詰まり感が表れている。

 前週末の米国市場は利上げ減速観測が最終的に勝りダウ平均は4日続伸した。株価水準は12月上旬以来の高値へ。米大手金融機関の経済見通しの軟化や3連休入り直前とあって売りが先行。ダウ平均は270ドル安とある程度売られる展開となった。しかし、売り一巡後は一部主力企業の決算見通しが良かったことや、利上げ減速期待がじわじわと勝り指数はプラス圏を回復。基調の強さが感じられる動きとなっている。ナスダック指数は6連騰と勢いを持続している。

 さて、東京市場は週明け相場も日銀の政策変更に対する警戒感や円高による業績下方修正を気にして売りが先行してしまった。心理的な節目でもある2万6000円を割り込んで地合いの弱さを改めて感じさせている。下値の2万5500〜600円のゾーンは2022年相場の大局的なボックス下限でここは守られるだろうが、反発の弱さが続くようだと絶対安値とは言えなくなってくる。