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2023/06/21

 21日の市場は日経平均が続伸。終値は前日比186円高の3万3575円だった。取引開始早々は前日の米株安を受けて234円安と売り込まれる場面があったが、現在の相場に乗り遅れていた向きの押し目買いがすぐに入り9時半以降は早くもプラス圏へ。その後は戻り売りをこなしがらじわじわと上げ幅を広げ3万3500円台まで顔を出す動きとなった。東証のPBR改革などで外国人が買う動きが続いていることも需給的な安心感を呼んでいる。

 昨日の米国市場はFRBの金融引き締めへの警戒感からダウ平均は続落した。今週はパウエルFRB議長が21日に下院で、22日に上院で議会証言する予定となっており、政策目標金利を引き上げた同氏の発言に市場の警戒感が募っている。一方、中国人民銀行が金利の引き下げを発表したが影響は限定的。利下げ幅が足りないとして中国景気の先行き不安を感じる向きの売りから、ダウ平均は一時400ドル近く下げる場面があった。

 さて、東京市場は米株安にもかかわらず逆行高する独自の強さを本日も発揮し、日経平均、トピックス、新興市場指数などバランスよく揃って上げる好需給相場を継続している。下値3万3100円前後というチャート上の節目がきっちりと守られ、値幅ではなく日柄で調整を済ませようとしている風に見受けられる。バフェット氏の商社株買い増し報道も追い風になり日本株独り勝ち状態はまだ続きそうだ。