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2026/03/17

 17日の市場は日経平均が小幅ながら4日続落。終り値は前日比50円安の5万3700円だった。前日の米国株が反発した流れで序盤は買い戻しが先行。日経平均は600円を超える反発を見せた。買い一巡後は実需不足から徐々に上げ幅を縮小していてアク抜け感は得られない状態に。イランからの攻撃が中東の湾岸諸国に続いており戻り待ちの売り物が出やすくなっている。この日は日経平均採用の値ガサ株の下げが響いた面もあり、終盤になってマイナス圏へと落ちてしまった。

 昨日の米国市場は原油高一服を受けてダウ平均は5日ぶりに反発した。米財務長官がイラン船のホルムズ海峡通過を容認したことや他国の船が通過したことが確認されてちょっとした安心感が広がった。ダウ平均は一時600ドルほど上昇したが依然として視界が晴れたわけではないため終盤は上げ幅を縮めている。売り方の買い戻しが主だったようだ。トランプ大統領が有志国連合を募っているが各国の反応は一様でなく解決策とはならないようだ。

 さて、東京市場は引き続き中東情勢の不透明感から軟調展開となり日経平均は序盤の上げを維持できなかった。ここでの戻りの鈍さは下値75日移動平均線(5万3127円)でのサポートの不安定さを露呈しているともいえ、日経平均はもう一段の調整を迎える可能性の高さを示している。今週は日米で金融政策会合が行われるが、湾岸情勢に配慮して政策変更は行われないだろう。