トップページへ戻る

バックナンバー

2026/01/30

 1月最後の取引となる本日の市場は日経平均が4日ぶりに小反落。終値は前日比52円安の5万3322円だった。前日の米ハイテク株安を受けて前場は450円安と半導体関連主導で売られたが、上場全銘柄で算出する指数トピックスが堅調だったため基本的に中身は強め。東京都の物価上昇率が事前予想を下回り、日銀の利上げ観測後退から個別株に買いが入ってきたことが効いているようだ。円高が足元で一服していることもあって日経平均は下げ幅を縮めて取引を終えている。

 昨日の米国市場は一部ハイテク株の上昇に支えられてダウ平均は小幅続伸した。この日は事前予想を上回る好決算を発表したIBMの急伸によってダウ平均はかろうじてプラス圏を回復した。それまでは決算が物足りないと評されたマイクロソフト株の急落によってダウ平均は一時400ドルも下げる展開。他のソフト株も下げて主要指数はマイナス圏で推移する1日となった。ナスダック指数は直近までの連騰の反動もあってこの日は7日ぶりに反落している。

 さて、東京市場は週末ということもあって模様眺め的な1日となった。トピックスの連騰に全体相場の目先的な底打ち感が表れているが、衆院選の趨勢が読めないことや米国がイランを武力攻撃する可能性などから上値を買いにくくなっている。実際、金や銀相場が最高値を更新したり原油相場が上昇するなど影響が表れている。一方、米国を中心とした世界的な株高は揺らいでおらず、この点日本株も押し目買い有利な展開がまだしばらく続きそうだ。