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2026/01/16

 16日の市場は日経平均が続落。終値は前日比174円高の5万3936円だった。前場は立民と公明が衆院選対策で「新党」のもとに合流することが売り材料となり400円ほど下げる場面があった。新党結成の影響で自民党の当初予想の獲得議席が減ることが確実視され高市ノミクスの期待がやや萎む結果となっている。一方、年初からの爆騰で買い遅れた向きは多く押し目にはかさず買いが入る好需給は継続中。中頃以降は徐々に下げ幅を縮めるなど底堅さを発揮している。

 昨日の米国市場は金融株中心に買いが入りダウ平均は3日ぶりに反発した。この日発表したGサックスの決算が事前予想を上回ったことから他の主力金融株にも買いが回り、同セクター中心に指数をけん引した。週間の新規失業保険申請件数も改善に向かい米景気の底堅さが確認できる内容となった。また、米軍介入の可能性が後退したイラン情勢から原油相場も落ち着き市場に安心感をよんでいる。S&P500種指数は取引時間中に一時最高値を超える場面まであった。

 さて、東京市場は当初期待した衆院選後の自民党圧勝期待が少し後退し、一部では単独過半数を超えるかどうかのまで予測も出る状況に。立民と公明の理念なき合流もともに強固な組織票を持つ強味が発揮されれば分からない状況だ。ただ、それでも市場の先高観は揺るぐことなく押し目にはすかさず買いが入る完全な需給相場を演出中。来週は5万5000円を目指す展開となりそうだ。