2026/03/04
4日の市場は日経平均が大幅に3日続落。終値は前日比2033円安の5万4245円で先月5日以来の安値となった。前日の米株安やイランによる湾岸諸国への攻撃が止まらないことを受けた原油高が影響。資源・エネルギー価格の上昇が経済を圧迫するとの見方から一段と売り込む動きとなった。自衛目的でUAEやサウジまで参戦する可能性も報じられ収拾の見通しはまったくたっていない。アジア全体でも相場は急落しており一気に世界的なリスクオフモードとなっている。昨日の米国市場は米国によるイランへの攻撃が長期化するとの懸念からダウ平均は3日続落した。一時は1200ドルも下げる場面があったが、トランプ大統領がホルムズ海峡を通る船舶を護衛する考えを示したことで下げ幅を縮小させている。ただ、原油相場が大きく上昇しておりこれが米国や世界の経済を圧迫するとの懸念は消えない。米国の攻撃が1カ月は続くとトランプ大統領が示唆しているため、株式市場はしばらく不安定な動きを続けるだろう。
さて、東京市場は米国とイランの戦争に振り回され本日も大荒れの展開。日経平均の下げ幅は一時2660円に達する場面もあった。チャート上ではひとつの重要な下値支持線である25日移動平均線(5万5945円)を割り込み短期上昇トレンドはいったん終了する方向へ。トピックスも同様でこれまで最高値を楽々と更新してきた流れは終わっている。当面は湾岸次第で手掛けにくい相場となろう。