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2025/12/29

 週明けの市場は日経平均が3日ぶりに反落。終値は前週末比223円安の5万526円だった。取引開始早々は前週末の米株小反落を受けて日経平均は一時400円安と売られる場面があったが、さすがに下げ過ぎだったのかその後は100〜200円安程度で推移した。トピックスはマイナス圏スタートも早々にプラス圏へ戻し安定した値動きを披露。全体としても値上り銘柄数の方が多く実情はトピックスが反映しているといえそう。トピックスは続伸し最高値に接近中だ。

 前週末の米国市場は週末で高値警戒感が表れたようでダウ平均は6日ぶりに小反落した。直前の営業日でダウ平均は最高値をつけていたため、この日は材料不在のなか目先筋の利益確定売りが優先された様子。直前までの5連騰で約800ドルも上げていた反動もあったようだ。もともと年末接近で投資参加者が少なく動きが出にくい面もある。他の主要指数であるナスダック指数、S&P500種指数も小幅ながら下落している。

 さて、東京市場は米株小幅安に国内長期金利の上昇とややネガティブな状況となったが、続伸するトピックスが示すように年末接近でも内容的にはしっかりとした動きとなっている。本日は12月決算銘柄の配当落ち日にあたり日経平均は計算上60円ほどゲタを外される格好。実際は160円安程度におさまっている。