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2020/10/07

 7日の市場は日経平均が3日ぶりに小反落。終値は前日比10円安の2万3422円だった。前日の米株下落を受けて売り先行の展開となったが、時間とともに押し目買いが優勢となり徐々に下げ幅を縮小。菅首相が規制改革推進会議で行政手続きの抜本的見直しを指示し、デジタル化加速への期待からIT関連株中心に買いが入り相場を下支えした。

 昨日の米国市場は経済対策の期待後退でダウ平均は大幅反落した。午後の相場でトランプ大統領が追加経済対策の協議中止を突然指示し、景気回復への期待がにわかに後退。割高感のある主力ハイテク株中心に売りが膨らんだ。トランプ大統領の早期退院でこの日もダウ平均は200ドルほど上昇する場面があったが、自身の都合で政策を止めるなど、経済まで選挙の犠牲になろうとしている状況だ。

 さて、東京市場は米株安に押されながらも押し目買いに支えられる底堅い動きを今日も継続。トランプ大統領に振り回されながらもコツコツとした買いで下値を切り上げている。日本時間の昼前にトランプ大統領が中小・零細企業向けの支援策に関するツイートを投稿。これが新しい経済対策を連想させた面もプラスに働いたようだ。東証1部の売買代金は1.9兆円と1カ月ぶりの低水準。売り物が薄く下押し圧力はかなり弱い状況だ。個人の買い意欲は十分でマザーズ指数は年初来高値を更新。ジャスダック平均は3連騰となっている。