トップページへ戻る

バックナンバー

2026/03/24

 24日の市場は日経平均が3日ぶりに反発。終値は前日比736円高の5万2252円だった。前日の米株反発や週末の米国とイランの協議報道を好感して取引開始早々に日経平均は1200円近く上昇したが、次第にその可能性の薄さが分かるにつれ上げ幅をみるみる縮小させていった。原油相場も再び上昇基調へ転じており、時間外取引の米株先物も下落へ。中東情勢が経済を圧迫する流れにあり株式を真剣に買い入れるような雰囲気にはない。

 昨日の米国市場は米国によるイラン発電所の攻撃を少し延期したことを受けてダウ平均は4日ぶりに反発した。トランプ大統領が週内にもイラン側と協議すると発言し一時的な緊張緩和が期待された。ダウ平均は一時1100ドルほど値上がりしたが、イラン側がフェイクニュースと否定していることで上げ幅は最終的に半分程度に落ちている。トランプ発言は二転三転するなど迷走状態。市場もまゆつばでしか反応できずにいる。

 さて、東京市場は売り方の買い戻しなどで日経平均は序盤に大きく値を戻す場面はあったが、トランプ大統領の口先的な介入という可能性から次第に元の軟調路線へと戻って行ってしまった。イラン発電所への米軍の攻撃は5日間延期されたが、依然として事態悪化への懸念は拭えず実需の入る余地は乏しい。当面は様子見なり戻り売りスタンスが有効だろう。