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2020/08/07

 7日の市場は日経平均が3日続落。終値は前日比88円安の2万2329円だった。前日の米国株は高かったものの国内の4−6月決算内容の悪さが勝り、朝方に小高く寄った後は終日マイナス圏に落ちての推移。3連休を控えた週末ということもあって取引時間中も目立った買いが入らなかった。先日のアドテストに続き半導体関連のSUMCOの決算が低調だったことで、期待された物色の柱がひとつ消えたことへの失望感も広がっている。

 昨日の米国市場は主力ハイテク株がけん引する形となってダウ平均は5日続伸した。アップル、マイクロソフト、フェイスブックなどを中心に買いが入り指数をけん引。週間の新規失業保険申請件数の減少も好材料視され、今晩の雇用統計に対する期待にもつながった。IT・ハイテク株比率が多いナスダック指数は4日連続で最高値を更新している。

 さて、東京市場は国内主力企業の4−6月決算を改めて嫌気する展開に。米国のようにコロナ禍でも勝てる企業が少なく、企業の革新性の乏しさが値動きに表れているようでもある。また、この日は米国が中国のIT企業に対する規制を強化したことも重荷となった模様。新型コロナの感染拡大に対する無策もあり日本市場はなかなか展望が開けない。来週も日経平均は2万2000円台のレンジ相場を続けることになりそうだ。