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2026/03/16

 週明けの市場は日経平均が3日続落。終値は前週末比68円安の5万3751円だった。米国がイランの石油輸出拠点を空爆し原油先物が1バレル=100ドルを超えたことが売り材料に。一方で日本や中国、欧州などに護衛の艦船派遣を要請するなど一貫性のない対応が余計に混乱させている。日経平均は前引け辺りに700円超えの下げへ。その後は小口の押し目買いで値を戻す流れとなったが、本格的な実需は入らず下げ基調からはなかなか脱せずにいる。

 前週末の米国市場は中東情勢不安が続きダウ平均は4日続落。昨年11月以来の水準となった。米国が中東に追加部隊を派遣することになり事態長期化が懸念されている。インフレ圧力も増しており米長期金利が上昇。これがハイテク株に響きエヌビディア、マイクロソフトなど主要銘柄の売りにつながっている。米国がロシア産原油購入の一部緩和を決めたことでダウ平均は一時400ドルほど値上がりする場面があったが、原油相場が下がらなかったことで最終的には売られている。

 さて、東京市場は引き続き中東情勢が重荷となって軟調展開のまま。事態打開の糸口も見えずジリ貧状態が続いている。原油高騰と将来的な供給不安から株価水準を探りあぐねているようだ。チャート面では下値75日移動平均線(5万3059円)が目先の支持線のようだが、ここからの反発の鈍さを見ると一段下の支持ポイントまで想定しておくことも必要だろう。