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2020/10/22

 22日の市場は日経平均が反落。終値は前日比165円安の2万3474円だった。前日の米株安に加えにわかに進んだ円高・ドル安が嫌気されて売り物が広がった。米通信が本日午前、イランとロシアが米大統領選を妨害する目的で間違った情報が拡散するのを認めているなどと報じ、時間外取引の米株先物下落もザラバの下押し要因となった。日銀のETF買い観測でやや下げ渋りはしたが、出来高が一段と減って、上値の重さが意識されるようになっている。

 昨日の米国市場は新型コロナワクチン開発の先行き不透明感からダウ平均は反落した。英アストラゼネカとオックスフォード大の新型コロナワクチンの治験で患者の死亡が判明。ワクチン開発の不透明感が出て手じまい売りが広がった。追加経済対策で米与野党が合意に至るとの期待から下値は支えられたが、冬の流行期を前にワクチン開発の遅れはひとつの不安材料でもある。

 さて、東京市場は円高、米株安などさえない外部環境に押されて日経平均が反落してしまった。米大統領選の混乱を想起させる一部報道もあって買いにくい状況となっている。東証1部の売買代金は1.7兆円と9日連続で2兆円を割り込んだ。9日連続の2兆円割れは昨年8月以来でマクロ的な買い材料が乏しくなっている証拠でもあろう。ひとつ円高というマイナス材料が加わって日経平均は2万3500円割れ。円高が続くうちは上値を追う動きは止まりそうである。