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2021/10/18

 週明けの市場は日経平均が3日ぶりに反落。終値は前週末比43円安の2万9025円だった。前週末の米国株は続伸したが、日経平均は直近2日間で900円以上も上げていただけに短期的な高値警戒感が働いたようだ。株価が2万9000円台に乗せたことで心理的にも一服しやすいところである。ただ、米国株が強く戻っていることや円安、新型コロナ新規感染者数減少など支援材料もあって反動安の割に下値は浅い。押し目買い基調が続きそうな流れにある。

 前週末の米国市場は小売売上高や主要企業の決算を好感してダウ平均は大幅続伸した。朝方発表の9月の小売売上高は減少だった事前予想に反して増加した。また、ゴールドマンSなど大手金融の決算で予想を上回るものが相次ぎ企業業績に対する安心感も戻ってきている。原油相場や長期金利などが再び上昇しておりインフレ懸念は残っているが、この日に関してはそれをはねのけて景気・業績回復が評価されている。

 さて、東京市場は先週の急な戻りに対する反動が出たものの売り物は少なく、指数はマイナスながら底堅い雰囲気に。注目された中国の7−9月GDPは事前予想をやや下回った程度で反応は軽微なものにとどまった。1ドル=114円台前半まで進行している円安でトヨタなど自動車株が買われているほか、資源・エネルギー高で石油、非鉄株も相場を下支え。全体としては足場固めの状況といえそうだ。