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2020/07/02

 2日の市場は日経平均が小反発。終値は前日比24円高の2万2145円だった。米景気指標の改善に加え上海や香港の株式相場が堅調だったこともあって小高く推移した。中頃には東京の新型コロナ感染者数が100人を超えるとの報道を受けて一時マイナス圏へ。感染拡大が経済の重荷となることがやはり警戒されている。終盤はやや持ち直したが、結局は力強さに欠ける1日となった。

 昨日の米国市場は新型コロナ感染拡大を警戒してダウ平均は3日ぶりに反落した。良好な米経済指標やワクチン開発が順調に進んでいるとの見方から買い先行で始まった。ただ、ウイルスの感染拡大への懸念は根強く買い一巡後は次第に軟化。取引終了にかけて売りが優勢となり前日比マイナスで取引を終えている。一方、ハイテク株人気は続き、ナスダック指数は6日ぶりに最高値を更新した。

 さて、東京市場は米中の景気指標の改善を手がかりに日経平均はとりあえず小反発したが、東証1部では値下がり銘柄数の方が多く、内容的には軟調だったといえるだろう。物色一巡感が強まっていて、人気のあったマザーズ市場も同指数は5%近い値下がりへ。国内の感染拡大も重荷となり、全体的に調整ムードは強まっている状況だ。日本時間の2日夜に6月の米雇用統計が発表されるのも手控え要因に。日経平均の今週の日足はすべて陰線となっており、もち合いながらも徐々に買い手不足が強まりつつあるようだ。