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2023/02/14

 14日の市場は日経平均が反発。終値は前日比175円高の2万7602円で早々に2万7500円台を回復している。前日の米株高や1ドル=132円台に入った円安を受けて開始から300円近い上げとなった。買い一巡後は朝方に発表された日本の10−12月GDP成長率の弱さが徐々に効いてしまい上げ幅を縮小。国内の材料不足で取引時間中に買いが続かず、日経平均は今月8本目の日足陰線を引いてしまった。

 昨日の米国市場はインフレ鈍化期待からダウ平均は大幅続伸した。14日に発表される1月の消費者物価指数が事前予想の段階で12月より伸び率が一段と鈍化するとの見方から買いが広がった。NY連銀が発表した1月のインフレ関連指標も低下し長期金利が低下。ハイテク株にも買い戻しが入り、市場は再び利上げ早期停止を期待する動きに移行している。ハイテク株の多いナスダック指数は4日ぶりに反発し目先の底打ち感を出している。

 さて、東京市場は米株高を受けて大きく買いが先行したものの、寄り付き近辺がこの日の高値となってしまい、株高にもかかわらず上値の重さも印象付けている。日足は今月10日立会中8本が陰線と2万7000円台後半における先詰まり感が鮮明。現政権や次期日銀総裁への政策的な期待感がなく、引き続き円安と米株高に頼る相場となっている。