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2020/05/18

 週明けの市場は日経平均が続伸。終値は前週末比96円高の2万133円だった。国内で新型コロナウイルスの感染者数の伸びが鈍化し、経済活動が再開するとの期待から買いが優勢となった。取引時間中の米株先物の上昇も後押し材料となり日経平均の上げ幅は一時160円を超える場面も。政府が朝方に発表した1−3月GDPは年率3.4%減と市場予想(4.8%減)を上回ったが、相場の反応は限定的だった。

 前週末の米国市場は経済活動の再開に伴う米景気指標の改善や原油先物(WTI)の上昇を好感してダウ平均は続伸した。朝方は米商務省が中国通信機器大手ファーウェイに対する事実上の禁輸措置を強化すると発表し270ドルほど下落した。その後はこの日に発表された米経済指標の改善が好感され株価は徐々に回復。原油相場の上昇もあってプラス圏へと値を戻している。

 さて、東京市場は国内の新型コロナの感染者数減少を受けてじわりと買いが広がる展開に。政府が残る8都道府県の緊急事態宣言の解除に動くとの期待もあり、足元では株式を売る理由が減りつつある。米国の対中姿勢の先鋭化は気がかりだが、大統領選に対するパフォーマンスとの見方も強く、積極的に売り材料視する向きはまだ少ない。日本のGDPは4−6月に20%以上落ち込むとの予測報道が出ており上値は追えないが、個別で有望株を物色する各論相場はしばらく続きそうな雰囲気である。