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2021/06/04

 4日の市場は日経平均が3日ぶりに反落。終値は前日比116円安の28941円で再び2万9000円の大台を割り込んだ。前日の米国株が金利上昇によって値下がりした流れを受けて売り先行の展開となった。特に米国で半導体やハイテク関連株が売られたことから日本でも同種のセクター中心に指数を押し下げた。もっとも、トピックスなど他の内需型指数は底堅く推移しており、日本でもワクチン接種進展による景気回復を買う動きは底辺で続いている様子。

 昨日の米国市場は長期金利の上昇を嫌気してダウ平均は6日ぶりに小反落した。この日発表された雇用関連指標や経済指標が予想を超える改善を示したことで長期金利が急上昇。金利に弱いハイテク株が売られる一方、金利上昇の恩恵を一定程度受ける金融株が買われていた。このためハイテク株の多いナスダック指数は1%を超える下落となり、金融株にある程度支えられたダウ平均は0.1%にも満たない下落率に収まっている。金利に反応する展開は今後も続きそうだ。

 さて、東京市場はある意味米国株次第という状況で本日はそちらの動きに倣う反落商状となっている。特にハイテク株や先物から受ける影響が大きく日経平均は上下に振れやすくなっている。チャート面では上値75日移動平均線(2万9217円)、下値25日移動平均線(2万8637円)に挟まれこの範囲での推移に。一方、ハイテク株に左右されにくい指数トピックスは小幅ながらも4連騰している。