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2021/10/15

 15日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比517円高の2万9068円だった。前日の米株大幅上昇や米インフレ懸念の後退で朝から大きく買いが先行。円相場が1ドル=114円台と2年11カ月ぶり安値まで下げたことも好感された。コロナ感染者増加や物価高で心配されていた米国の主要企業の7−9月決算も今のところ逆に上振れするような状態で杞憂に終わっている。本日は売り過ぎた分を取り戻す活発な買い戻しと業績を買う動きが混在する強い上昇となった。

 昨日の米国市場は事前予想を上回る主要企業の好決算が相次ぎダウ平均は5日ぶりに大幅反発した。医療保険のユナイテッドヘルスの上方修正を受けて同社株が大幅高。この1社でダウ平均を110ドルも押し上げた。他のドラッグストア株なども好決算で買われ全体を押し上げている。また、この日発表された雇用関連の指標も良好で、卸売物価指数の伸びも鈍化したことから全面高に近い状態となってる。インフレ警戒がやや後退したことは当面の戻りを後押ししそうだ。

 さて、東京市場は当面の難題だった米インフレ懸念が後退し買い戻す動きが活発化。日経平均は目先の上値抵抗線と見られていた75日移動平均線(2万8523円)や200日移動平均線(2万8744円)を軽々と超え、半値戻りと大台という節目の重なる2万9000円まで一気に到達した。アジア株高や時間外取引の米株先物高と状況は急速に改善。来週も堅調な相場が継続するだろう。